金融知識の普及

現代社会においては、金融経済に関して、様々な情報が行き交っており、その中から自分自身に必要な情報を取捨選択し、分析する能力が求められます。投資に際しては、経済アナリストやストラテジストといった専門家の意見を参考にしたり、経済セミナーへ参加するなど、積極的に情報を入手し知識を深める努力をすることも必要となってきます。
 一昔前までは、金融経済に関する情報や知識は、銀行や証券会社等の金融機関の職員やそれらを監督する立場にある関係当局の職員など、専門的な職業に従事する人が必要とするものでした。しかしながら、現代社会においては、インターネットを通じて、簡単にかつ大量の情報を入手することが可能です。残念ながら、これらの情報は有益なものばかりではありません。なかには、投資判断を狂わせる間違った情報が流通していることもあります。巧妙な手口で情報を操作し、あたかも正しい情報であるかのように見せかけてくるブローカー(仲介人)もいます。一昔前と比べ、金融トラブルに巻き込まれる危険は間近に潜んでいるのです。
 こういった金融トラブルに巻き込まれないようにするには、積極的に金融経済の知識を身につける努力をし、自分に必要な情報とそうでない情報を整理・分別する選択眼を養うことが重要です。以前に比べ、シンクタンク等による金融経済情報の提供が広がり、これらを容易に利用できるようになってきたことなども金融経済学習の支援に一役買っているといえるでしょう。

コメントは受け付けていません。